義母の死

義母が亡くなった…

そして、我が家では、諸々あり、今、家庭不和すら起きている。

理由は、俺が嫁さんの気持ちに寄り添えなかったこと、らしいのだが。

その理由は、わかっている。直の肉親を亡くした嫁さんと、自分との温度差だ。結局のところ、義母というのは、自分にとって、赤の他人なんだなーということを、実感している。だから、その訃報を聞いた時に、まず思ったのが、「衣食の世話を義母に頼り切っている残された義父や義兄は生活していけるのか？」だった。死の悲しみを実感するのじゃなく。そして、嫁さんの実家に帰省する度に、そのことが気になってしまう。嫁さんも、うちの実家の姉貴について、母親が亡くなったらとんでもないことになるだろう、と語っているから、似たようなもんなんだろう。赤の他人だからこそ、目につくものというものがある。

そうは言っても、嫁さんが悲しみにくれ、半分ノイローゼになってる様子を見ると、これ以上悪化して欲しくないとは切に思うし、そのために俺が出来ることが嫁さんの話を聞いたり、嫁さんの帰省に付き添い、子供達の子守をすることなら、それをするしか今は関係改善の道はないのかなーと思っている